多賀城市ヨガティーチャーのYukoです。
この秋、私は数年ぶりに喘息の発作を起こしてしまいました。
元々、小児喘息で小学校に上がるまで風邪をひくたびに、喘息の発作を起こしてばかりいました。
ひどい時は入院もしていたそうです。(母親談)
でも、小学校に上がる頃には、体力もつき喘息の発作とは無縁となりました。
夜間に久々の喘息の発作でしので、手元には発作を抑える薬もなかったので、病院へ行くまで工夫して過ごしました。
私の体験をもとに、ご紹介いたします。
1、まずは落ち着こう!
2、普段からお腹で呼吸
3、注意!
1、まずは落ち着こう!
喘息は呼吸が浅くなったり、できなくなってしまう症状です。
これは体験した方にしか分からない、苦しさでもあります。
呼吸ができない上に、咳は出るは、痰は絡むはで、もう勘弁してくれ!と言う気持ちになります。
今回は私は「吸う」ことも「吐く」こともできない、とても苦しいものでした。
こんな時こそ「ヨガの深い呼吸で!」なんて、絶対無理です。
そんなこと、耳もとで言われたら私だったら「キレます。」笑
喘息の発作を起こしている時は、仰向けで寝ると苦しくなってしまう場合があります。
私がそんな時は「楽だな〜」と思えた体勢は、大きいクッションや、ヨガのボルスターなどに体を預けて、
少し上体を起こした姿勢です。(上のイラスト参照)
頭を預けることで、気持ちも落ち着き、呼吸も少し楽になりました。
呼吸ができなくなると「パニック」を起こしてしまいましすが、まずは落ち着きましょう。
2、普段からお腹で呼吸
喘息の発作を起こすと、発作が治まった後も呼吸が浅くなりがちです。
また、胸や肩を使って呼吸をする「クセ」がついてしまいます。
発作が治まったら、普段から肩の力を抜いてお腹を使ってゆったり呼吸をする練習をすることをお勧めします。
ボルスターや大きめのクッションや座布団を重ねて、上半身を預けます。
肩と胸をゆったり開き、ゆっくり息を吸う練習をします。
喘息気味の方は、慌てて一気に息を吸う傾向があるので、お腹の動きを見ながらゆっくり息を吸って、
ゆっくり吐く練習を普段から行ってみましょう。
自分で呼吸をコントロールすることで、気持ちもゆったり、落ち着いていきます。
3、注意
上記の呼吸法を行う際、発作が起きている時は行うのを中止しましょう。
また、呼吸法をこなっている時に、発作が起きたり、息苦しさを感じた時も直ちに中止しましょう。
上記でご紹介したものは、起きてしまった「発作」を止めるものではありません。
安定した呼吸ができる時に、行いましょう。
また、治療中の方は主治医の許可を得ましょう。
安定した呼吸の練習は、喘息の方にはとても良い習慣です。